【北京春秋】言論統制の国外“輸出” 「人民の感情」を盾の圧力はお家芸だ - 産経ニュース
以下産経ニュースからの引用
中国紙によると、米カリフォルニア大サンディエゴ校が今年6月の卒業式の来賓にダライ・ラマを招こうとしたが、中国人留学生の団体が3日に「感情と信頼を傷つけられた」と猛反発する声明を出した。この団体は在米中国領事館と連携し、招待撤回を求めて譲歩しない構えだ。「中国当局が報復措置として大学の学歴認定を拒否し、就職に影響するのでは」と多くの中国人留学生が気をもんでいるという。引用元:【北京春秋】言論統制の国外“輸出” 「人民の感情」を盾の圧力はお家芸だ - 産経ニュース
記事タイトルにもありますが、
まさに輸出。
思想だけでなく大量の人間も送り込むので厄介極まりない。
自分達は他人が決めたルールには従わないけど、
他人には自分たちが決めたルールを押し付ける。
自分達が弱いときは強いものにへりくだるが、
自分達が強くなったら弱者を支配しようとする。
国でなく人でもこういう輩がいますよね。
態度のデカさが小さな器から溢れ出しているのに気づいてない人。
厄介以外の何でもない。
関わらないのが一番なのですが、
環境を変えることによって関係を断つことができる人間と違って、
国同士の関係は地球にいる限り決して切り離すことができないので
上手く対処していかなければなりません。
国力・歴史・大小関係なく、
世界中のどんな国であろうとも国家主権を侵害してくる
中国の理不尽な要求に応じる必要は全くないので毅然とした態度をとるべきです。
もっとも、
今回、中国に絡まれているのは国ではなく、
カリフォルニア大学サンディエゴ校でただの一教育機関でしかありません。
(サンディエゴ市の人口:1,394,928人)
なのに在米中国領事館と連携までしての
卒業式にダライ・ラマを招くことへの反発。
中国系留学生が「感情と信頼を傷つけられた」と声明を出したようですが、
自分達も誰かの、おそらく大多数の「感情と信頼を傷つけている」のに気付かないのでしょうか?
「彼らは母国からの指示で嫌々やっているだけ」
と何かあるたびに譲歩してきて散々嫌な目にあってきた国がありますよね。
日本のことです!!
リベラル色の極めて強いカリフォルニア州で
(カリフォルニア州の人口:37,253,956人)
こんなことやってたらかえって反発を招くだけなような気もします。
「ダライ・ラマを招くことに反発してたら、
自分達が周囲から反発を招いてしまった。」
そんな状況に陥りかねません。
そういうことが気にならないから世界中でトラブルを起こしているのでしょうけど。
次の円グラフは
中国・チベット自治区の民族構成比率。
チベットの総人口は318万人でその9割以上がチベット民族です。
しかしながら支配しているのは漢民族の中華人民共和国。
漢民族の人口比率はたったの6.8%
反応してこなかった結果が今この現実。