Source:
中央区の人口・世帯数(平成29年1月1日現在) 中央区ホームページ
東京・中央区、55年ぶり人口15万人 職住接近でマンション増 :日本経済新聞
東京都中央区の人口が15万人を回復。
中央区のホームページでは2017年1月5日更新で149,640人となっていますが
記事が出た2017年1月17日時点では既に15万人を突破していたということでしょう。
55年ぶりということは1962年・昭和37年以来。
昭和37年は
東京都の常住人口が1000万人を突破して
世界初の1000万都市になった年でもあります。参考:
Wikipedia 1962年
さて、
中央区の人口増加の主な要因は言うまでもなく臨海部の大型マンション建設ラッシュ。
2000年前後から始まった大規模再開発は今も留まることなく続いています。
ここ20年、平成7年から平成27年の間で実に77,260人増加で、
率にすると+120.86%(数値は国勢調査を基に計算)
と人口減少時代の日本でなくても驚異的な数字。
昼間人口も凄いことになっていて
なんと
605,926人(平成22年国勢調査数値)
昼夜間人口比率は493.6%
お隣の千代田区の昼夜間人口比率に至っては1738.8%
※詳細は平成22年国勢調査 東京都区市町村別昼間人口・昼夜間人口比率
605,926人(平成22年国勢調査)というと
鳥取県の人口573,441人(
平成27年国勢調査)よりも32,485人も多いのです。
中央区の面積は10.21km²。
鳥取県の面積は3,507.05km²で中央区の約343倍。
鳥取県の面積の約0.3%、
東京都の面積の約0.466%しかない土地は毎日昼間になると605,926人もの人々で溢れかえっているのです。
中国の海水浴場を思い浮かべてしまいました。
世田谷区も大概でしたけど、
もはやどうしようもないレベルにまで達しているこの国の人口の偏り。
止む気配はありません。
実際、東京都中央区は2024年の人口を今より5万人多い
20万人と見込んでいます。

中央区章
下のグラフは国勢調査による東京都中央区の人口統計推移。
期間は1920年~2015年(大正9年~平成27年)
データ内容は人口・人口増減率・世帯数・世帯増減率。
M:明治 T:大正 S:昭和 H:平成
1947年(昭和22年) 京橋区・日本橋区統合 中央区誕生
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